飛騨高山の文化「絵馬市(えまいち)」

 

昔、農家では牛や馬の安全や、まゆがたくさんとれるように祈願して紙絵馬を高山の南西にある松倉山の松倉観音に奉納したり、直接、馬や牛をつれて安全を祈願しました。その紙絵馬を売るのが絵馬市です。「1千万両、2千万両」などといって「松倉相場(注参照)」で絵馬を売り買いします。

奉納した絵馬を家の入口の壁に貼っておくと商売が繁盛し、家族が健康になるといい、今も玄関に貼っている店や家が多くあります。

また、絵馬を貼るときは「福」が逃げないように馬の頭を家の奥に向けて玄関の壁に貼るようにしています。

絵馬市は8月9日・10日を中心に、松倉観音、素玄寺、山桜神社などで開かれます。 また、紙絵馬は岐阜県の郷土工芸品に指定されています。

注:松倉相場:紙絵馬は1,000円のものを1千万両、2,000円のものを2千万両という松倉相場で売り買いされます。

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