エリアの紹介
雄大な自然と絶景
『御岳山・乗鞍岳の眺望』
高根町日和田高原では日本の名峰である御嶽山と乗鞍岳を一望できるスポットがあります。
御嶽山の北端に位置する継子岳(ままこだけ)は、その形から「日和田富士」とも呼ばれ、圧倒的なスケールで訪れる人々を魅了します。
御 嶽 山
高根町から望む御嶽山は、その神々しい姿が際立ちます。独立峰ならではの雄大さ、そして信仰の山としての厳かな雰囲気は、見る者の心を惹きつけます。
また、御嶽山の北端に位置する継子岳(ままこだけ)は、その形から「日和田富士」とも呼ばれ、圧倒的なスケールで訪れる人々を魅了しています。
乗 鞍 岳
高根町からは、なだらかな稜線が美しい乗鞍岳を望めます。
『飛騨御嶽高地トレーニングエリア』
御嶽山麓に広がるこのエリアは、標高が高く、世界のトップアスリートも訪れる高地トレーニングの拠点として注目されています。
また、「日和田ハイランド陸上競技場」付近には合宿施設も充実しており、様々なスポーツのトレーニングに活用されています。
一般の方でも、高地でのウォーキングやランニングで心肺機能を高めることができ、注目されています。
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日和田ハイランド陸上競技場
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標高1400mに広がる日和田高原は、真夏でも25度前後という快適な 気温・湿度のため、高トレや合宿に最適な環境となっています。
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バスケや卓球といった室内スポーツ用多目的体育館のほか、トレーニング設備も完備。
画像提供:合宿·高地トレーニング|日和田高原ロッジ・キャンプ場
歴史・文化に触れる体験
『日和田高原石仏めぐり』
高根町日和田高原に点在する石仏群は、飛騨と木曽の文化が融合した独特の歴史と物語を秘めています。
約600体もの石仏が、旧鎌倉街道沿いや集落のあちらこちらにひっそりと佇み、訪れる人々をいにしえの世界へと誘います。 600体以上ある石仏ですが同じ作りの物はなく、いろいろな表情の石仏が訪れた人をお出迎えしてくれます。
特に秀逸な石仏は、遠く信州伊那谷の「伊那石工(高遠石工)」たちの手によって彫られたものであり、
その歴史と文化、そして職人たちの技が織りなす魅力に満ちています。 日和田高原の石仏は、木曽馬と馬大尽原家と深く結びついています。
馬頭観世音をはじめ、それぞれの石仏には、厳しい自然の中で暮らした人々と馬との絆、そして地域の信仰でもあった御嶽教が色濃く反映されています。
石仏周辺には解説看板が設置されており、QRコードを読み込めば、詳細なストーリーを知ることができ、より深く石仏の魅力を堪能できます。
四季折々の美しい景観も日和田高原石仏巡りの大きな魅力です。
夏は新緑、秋には燃えるような紅葉が広がり、日和田富士を望む雄大な景色の中で、森林浴など心穏やかなひと時を過ごしていただけます。
『木曾義仲ゆかりの地』として
雄大な自然に抱かれた美しい里でありながら、平安時代末期の動乱期を駆け抜けた武将、木曽義仲公との深い繋がりを持つ場所です。
日和田高原周辺には木曽義仲にまつわる多くの伝承が残されており、彼の波乱に満ちた生涯を偲ぶことができます。
歴史ファンはもちろんのこと、美しい景観の中で日本の歴史に触れたい方にもぴったりの場所です。
一位森八幡神社
神社の創建は古く、社伝によれば約840年前の養和元年(1181年)に遡ります。
源平合戦の最中、飛騨地方に侵攻した木曽義仲が、源氏の氏神である八幡大神を当地に勧請し、
愛用の鉾や太刀などを奉納したのが始まりと伝えられています。
一位の森と天然記念物指定
一位の森八幡神社が最も注目される点は、その社叢(神社の森)です。
約3,401平方メートルの広大な境内には、約250本の樹木が生育しており、そのうち200本以上がイチイ(一位)の木です。
このイチイの群生は学術的にも貴重であり、イチイが優占種として生育する自然林として非常に稀有な例とされています。
中でも最大のイチイは、幹の周囲が約2.85メートル、樹高が約10メートルあり、樹齢は推定500〜600年とされています。
この社叢は、昭和28年11月に岐阜県の天然記念物に、そして昭和50年3月には国の天然記念物に指定されました。
Image caption 境内のご神木は『縁結びのご神木』と云われておりパワースポットとなっております。
長峰峠頂上付近の木曽義仲・巴の駒掛岩
平安時代末期の武将木曽義仲が平家討伐にあたり、義仲挙兵(養和元年:1181年)の地の木曽の日義村から進軍して第一夜の陣を張った場所が長野県との県境である長峰峠。
駒掛岩近くに木曽義仲が陣を敷いたとき、腰掛けて休息したと伝わる約2m四方の平らな2つの岩のこと。
このうち1つは同行した女武者の巴御前(ともえごぜん)が腰掛けたとも伝わる。
旧街道筋にいかにも坐り心地のよさそうな平らな大きな石が並んでおり、一目につく岩である。
木曾義仲駒掛け岩
義仲の乗馬が勇みかかったときにできたと伝わる3つの蹄型のくぼみと1つの穴がある。
ここにたまった雨水でイボを洗うとよく落ちるといわれる。
『歴史街道 野麦峠』
歴史を刻む「工女たちの道」
野麦峠は、明治から大正にかけて、飛騨地方の若い女性たちが信州(長野県)の製糸工場へ出稼ぎに向かう際に通った峠道。
厳しい峠越えの中で彼女たちが経験した苦難や、故郷への思い、日本の近代化を支えた勤勉な姿に心を揺さぶられます。
峠には、工女たちが休んだとされる「お助け小屋」があり、映画「あゝ野麦峠」の貴重な資料も展示されています。
小屋の囲炉裏端に座り、当時の工女たちの思いに触れてみてはいかがでしょうか。
野麦峠まつり
毎年5月下旬には、長野県松本市奈川地区と合同で「野麦峠まつり」が開催されます。工女に扮した地元の子どもたちが旧野麦街道を歩く
「旧野麦街道糸引き工女行列」が行われ、当時の苦難を偲びます。郷土芸能の披露や、地元の特産品を販売するバザーなども開催され、賑わいを見せます。
望む乗鞍岳
標高1,672mの野麦峠からは雄大にそびえ立つ乗鞍岳が、まさに絵画のように目の前に広がります。
標高3026mを誇る乗鞍岳は、その穏やかな山容の中に、四季折々の表情を見せてくれます。
高根町の自然が楽しめる絶景スポット
北を乗鞍岳(のりくらだけ)、南を御嶽山に挟まれた高地にある高根町。御嶽山の北麓、標高1,300mに広がる「日和田高原」からは、南北4kmにわたって峰々を連ねる御嶽山、その北端の峰である継子岳の絶景を眺めることができます。この眺望はきれいな富士山型に見えることから「日和田富士」とも呼ばれています。
日和田高原には白樺林が広がり、古くからの伝説が残る杣ケ池(そまがいけ)や小川があり、初夏のレンゲツツジなど季節ごとに貴重な山野草や野の花が楽しめます。

高根町のおすすめ体験・観光スポット
野麦峠がある道はかつて鎌倉街道・江戸街道と呼ばれ、飛騨と信州・江戸を結ぶ古くからの重要な路線でした。富山県で水揚げされた鰤(ぶり)を信州へ運んだ街道でもあったことから、別名「鰤街道」とも呼ばれました。現在の野麦峠は岐阜県立自然公園として整備され、ハイキングやウォーキングを楽しめるスポットになっています。

高根町ならではのグルメとお土産
高根町の特産品といえば、標高1,300mの日和田高原で栽培され、8月から9月に限定販売される「タカネコーン」。栽培地域が限定されるため「幻のトウモロコシ」とも呼ばれ、平均糖度17%というメロン並みの甘さと瑞々しさが魅力です。

高根町の体験・イベント
明治・大正・昭和の日本経済を支えた製糸工場。そこで働いた多くの工女たちを偲び、歴史ある旧野麦街道を歩く「野麦峠まつり」。高根町に伝わる「高根イササ」の踊りを復興し、祭文化を子どもたちに継承する「野麦学舎祭」。どちらも高根町の歴史と文化を大切に受け継ぐイベントです。地元に住む人はもちろん、観光で訪れた方にも広く開かれ、楽しめる内容となっています。
他に、高根町のそこここにある石仏をめぐって歩く「石仏めぐり」、木曽と飛騨の文化が融合した足跡をたどる独特の楽しさがあり、希望する方には有料ガイドも付きます。
蕎麦通には高根町の在来種「火畑そば(ひばたそば)」の収穫祭はいかが?毎年10月第3土曜日です。

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