エリアの紹介
一之宮町は高山市の南部に位置する、歴史と伝統が息づく地域。
美しい自然に囲まれており、その環境を活かした農業体験や、地元の人たちとのふれあい体験ができるグリーンツーリズムが盛んな地域です。
また、飛騨一宮水無神社は飛騨の國で最も格式高い神社とされ、地域に住む人たちの信仰を集め敬われています。
内閣府認定のどぶろく特区、樹齢1100年の臥龍桜、分水嶺が見られる位山の散策やウィンタースポーツなど、様々なジャンルで飛騨一之宮を見て感じることができます。
高山市街地より車で約20分の場所に位置し、アクセスも楽々。ぜひ一之宮町を訪れてみてください。
一之宮町の自然が楽しめる絶景スポット
樹齢1100年を越えて今なお咲き誇る一之宮町の名所「臥龍桜」。樹形が龍の臥した姿に似ていることから臥龍桜と呼ばれており、幹の太さは周囲7.3m、枝の長さは東西20m、南北30mに広がる大樹で国の天然記念物に指定されています。無数の淡いピンク色の桜花が視界一面に広がり、龍のごとく雄大な姿は迫力と美しさを兼ね備えています。
5月上旬には市指定史跡「御旅山(おたびやま)」で、高山市の花でもあるコバノミツバツツジが見頃を迎えます。JRの線路沿いに咲くため、タイミングが合えば列車と一緒に撮影することができます。
一之宮町のおすすめ体験・観光スポット
「グリーンツーリズム」のプログラムが豊富な一之宮町。「飛騨一之宮グリーン体験宿」での宿泊を通して、地元の方たちとふれあいながら自然体験ができます。
春は田植えや山菜の収穫、夏は川遊びに魚掴み、ナイトハイク、野菜収穫体験。秋にはキノコ狩り、自然散策、冬はかんじきスノーシューウォーキングなど、農村体験をはじめアウトドアや食体験などの忘れられない時間が待っています。
一之宮町ならではのグルメとお土産
「どぶろく」は、飛騨一宮水無神社での神事や儀式にも供され、一之宮町で受け継がれてきたお酒。内閣府から「どぶろく特区」の認定を受けており、町内の「どぶろく特区の宿」では、地元産の米が原料のどぶろくを味わうことができます。もろみをこさない本物のどぶろくをご賞味ください。
一之宮町のイベント
飛騨の国で一番社格の高い一宮として、また古来より飛騨人の心の拠り所として信仰を集めている「飛騨一宮水無神社」。この神社ならではの独特な芸能神事からは、飛騨地方の風習や文化、原風景を垣間見ることができます。
毎年5月の「例祭」では、水無神社から飛騨一円に広まったとも言われる岐阜県指定無形文化財に指定される「闘鶏楽(とうけいらく)」や「獅子舞」、「神代踊り(じんだいおどり)」が奉納され、参拝者にどぶろくがふるまわれます。