野麦峠お助け小屋

江戸時代からの時を繋ぐ

野麦峠は、4月下旬から5月上旬にかけて冬の通行止めが解除され、毎年5月1日には山開きが行われます。

周辺は岐阜県立自然公園に指定されており、目の前には乗鞍岳の絶景が楽しめます。

【誕生:江戸時代】

お助け小屋の歴史は、江戸後期の1841年(天保12年)までさかのぼります。

冬の吹雪で命を落とす旅人が後を絶たない難所を見かねた代官や村人たちが、江戸幕府(高山陣屋)へ請願。

当時は番人が常駐し「公設の避難所」として機能していました。

【工女たちの記憶:明治・大正期】

明治から大正にかけて、信州の製糸工場へ向かう「糸引き娘」と呼ばれた飛騨の少女たちにとって、ここは「命の砦」でした。マイナス20度にもなり、腰まで埋まる雪を漕いで峠に辿り着いた彼女たちは、お助け小屋の囲炉裏で凍えた手足を溶かし、暖をとりました。

小説『あゝ野麦峠』のモデルとなった政井みねさんもまた、この工女たちの一人でした。

【喪失そして再生】

昭和に入り交通網が発達し、無人となった建物は積雪の重みに耐えきれず、ついに倒壊。 しかし、野麦峠の歴史を後世に伝えたいという地元の人々の情熱により、1970年(昭和45年)、野麦集落から古い家屋を移築し、当時の面影を再現した現在の「お助け小屋」が再生しました。

【現在】

お助け小屋は黒光りする梁の下、今も現役で使われる大きな囲炉裏があり、当時の工女たちの空腹を支えたであろう味を彷彿とさせる「野麦そば」や山菜料理が、訪れる人の心と体を満たしてくれます。

今の「お助け小屋」で味わうお蕎麦や温かいお茶は、そうした歴史の重みを知ることで、より深く心に染みる味になることでしょう。

名物!!すな蕎麦

高根町の伝統漬物「すな」


伝統漬物「すな」は赤かぶを乳酸菌発酵で漬けこんだ無塩の漬物です。

程よい酸味が特徴で、乳酸菌が豊富なことから

夏バテ防止などにおすすめです。

基本情報

所在地
岐阜県高山市高根町野麦592
電話番号
0577-59-2409
営業時間
5月1日から11月中旬 午前9時から午後3時 
(冬季は閉鎖となります)
料金
現在、宿泊は休止中です。
駐車場(大型バス)
なし
駐車場(普通車)
あり
WEBサイト
https://hida-takane.com/nomugi/

MAP

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