一位森八幡神社

木曾義仲ゆかりの地

一位森八幡神社(いちいのもりはちまんじんじゃ)は、岐阜県高山市高根町、旧大野郡高根村にある神社。

御祭神  応神天皇・天照皇大神・豊受大神大山祇大神・御嶽大神・金刀比羅大神。

社伝によると、創建は平安時代末期、第81代安徳天皇の養和元年(1181年)正月。

木曾義仲(源義仲)が入飛騨の視察の途中、源家の氏神である八幡大神を勧請・鎮祭し、愛用の鉾.太刀などを奉納したという。

社宝に仏像四体その他多数あり、区内には義仲及び木曽家に関する幕の原、駒懸岩、長峰古戦場の遺跡がある。

安土桃山時代の文禄2年(1594年)9月、再建の際、仏像を補修・彩色した、その裏書に大本願常禅門と記載がある。

江戸時代になり、元禄8年(1695年)、検地に際し、誤って観音堂と上申し、除地1反10歩を郷中抱として書き上げられた。

現存の社殿は明治8年(1875年)の造営で、以降も改築・補修を重ねている。明治41年(1908年)、小日和田などの神社15社を合祀し、神饌幣帛供進社に指定された。

昭和21年(1946年)、神社本庁に所属し、昭和22年(1947年)、小日和田へ分祀した。「日和田神楽」が伝わる。

広さ約34アールの社叢は、「一位森八幡神社社叢」として、国の天然記念物に指定されている。

幹の周囲が30センチ以上あるものが約250本ある。このうちイチイが200本を占め、ほぼイチイの自然状態の純林という学術上も貴重な稀有の森林である。

イチイの中で最も大きいものは、幹の周囲2.85メートル、樹高20メートルで、樹齢は推定500-600年といわれている。

このほか幹の周囲が、1.5メートル(直径50センチ)以上の大木は46本を数え、幹の周囲2.3メートルのキハダも生息する他、ケヤキ、カエデ、クリなどもある。

毎年13日に、当社地にて日和田地区の例祭が催される。

持てば1位になれるという一位のお守りが有名。

【ご利益】
武運長久・勝運、夫婦和合、学業・受験合格、家内安全、交通安全


 




基本情報

所在地
岐阜県
駐車場(大型バス)
あり
駐車場(普通車)
あり

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