素玄寺
東山遊歩道の一角、飛騨を治めた金森氏の菩提寺
1609年、初代高山城主であった金森長近(かなもりながちか)の菩提寺として、二代目金森可重(かなもりありしげ)が建立したもの。長近の法号にちなんで素玄寺となりました。金森家ゆかりの寺として知られ、長近が用いていた軍扇や采配等のほか、肖像画を所蔵しています。敷地内に飛騨郡代の大原彦四郎*の墓や、金森家供養塔*があります。
*大原彦四郎:第12代代官、後に郡代。厳しい政策により領民の反発を招き、明和・安永の大原騒動が起こった。墓は建立当初から幾度か倒され破損している。向かって右は長男の墓で、こちらも痛みが激しい。
*金森家累代供養塔:京都へ改葬された金森家の墓地後に立つ供養塔。左右には主君に殉死した家臣の墓石が集められている。殉死は家臣が死後も主君に奉公する意味があり、寛文3年に幕府によって禁止されている。
素玄寺本堂(日本遺産構成文化財)

高山城の一部を移築
素玄寺の見どころのひとつになっている入母屋造り銅板葺の本堂は、1635年に高山城の三ノ丸にあった評議場を移築したものです。化粧屋根裏の一間通しの板廊下は、もと入口土間でした。一間半の長廊下を隔てて中央に大間と内陣、その右側に4室、左に2室の平面を有しています。大名の屋形を物語るにふさわしい書院造の遺構です。文化財をVRで観る
特集 HIDABITO 高隆山素玄寺 住職 三塚氏
連載コラム HIDABITO
長い歴史と自然に囲まれた飛騨高山。「人々」「自然」「文化」が共生する様は現在の日本や世界に大きなヒントを与えてくれます。飛騨高山で生活する人々=飛騨人(HIDABITO)を起点に過去、現在、未来をご紹介します。
特集 飛騨高山の基礎を築いた金森長近公
基本情報
- 所在地
- 岐阜県高山市天性寺町39
- 電話番号
- 0577-32-2519
- アクセス
- 高山駅より徒歩約30分
- WEBサイト
- 文化財をVRで観る



















