飛騨高山の名物・郷土料理・ご当地グルメまとめ

食材を丁寧に保存し、大切に味わう、まわりを山に囲まれた自然の恵みがあふれる飛騨高山ならではの食文化。山菜や川魚などを盛り込んだ伝統の郷土料理はもちろん、飛騨牛や朴葉みそ、高山ラーメン、そばなど飛騨高山ならではのおいしい食文化をご紹介します。

飛騨高山の名物・郷土料理・ご当地グルメまとめ

朴葉みそ

味噌が焼ける香ばしいかおりが食欲をそそる郷土料理

飛騨の郷土料理「朴葉みそ」。朴葉の上に味噌、ねぎ、しいたけなどをのせ、焼きながら食べる朴葉みそは、ご飯によく合うほか、酒の肴としても最高の一品です。飛騨の冬は食材が氷るほど寒さが厳しく、囲炉裏の火に朴の葉を敷き、漬物や味噌などを温めながら食べ寒さを凌いでいました。今では味噌だけでなく、飛騨牛やキノコやネギなども一緒に食べる朴葉みそも人気です。
平成19年12月には、農林水産省の「農山漁村の郷土料理百選」に選定されました。

飛騨の駄菓子

昔ながらの方法でつくられる素朴な味

厳選した素材を使い、昔ながらの方法でつくられる飛騨の駄菓子。素朴な味が魅力の、ふるさとの味です。飛騨地方は周りが山に囲まれ、木の実や穀物が豊富に採れたことから、飛騨駄菓子の原料は主に、大豆、胡麻、落花生が使われています。昔ながらの製法をで作られるお菓子はシンプルな素材だからこそ、素朴で飽きの来ない味が人気です。

豆板


香ばしく煎った落花生を、糖蜜でからめ、乾燥させたシンプルなお菓子。糖蜜を熟練の職人たちが絶妙な温度管理で調整し、たっぷりのピーナッツでからめます。甘いだけでなく、飴の旨みを感じることができる、素朴で力強い味わいが特徴。

三嶋豆


大豆を煎り、砂糖とでんぷんを幾重にもかけ、乾燥させたお菓子。優しい甘さと大豆のカリッとした食感がクセになる逸品。カリカリの白い糖衣をまとった飛騨高山伝統の豆菓子。

こくせん


胡麻や落花生などの穀物を使って作られる飛騨の伝統的な駄菓子。原料を煎って作ることから「穀煎」とよばれ、香ばしく素朴な味わいがやみつきになります。

飛騨牛

肉の芸術品!とろけるような肉の甘みが味わえる飛騨牛

岐阜県内で14カ月以上肥育された黒毛和種で、社団法人日本食肉格付協会が実施する枝肉格付で肉質等級5等級、4等級、3等級のものを飛騨牛と言います。肉質、味ともに絶品で、とろけるような食感、肉の甘みが楽しめます。和食・洋食はもちろん、テイクアウトなどで楽しめる料理も多く、気軽に飛騨牛を味わうことができます。

みたらし団子

香ばしい醤油の香りが食欲をそそる飛騨高山のみたらし団子

飛騨高山のみたらしだんごは、あっさりした醤油味。きつね色に焦げたしょう油の香ばしい香りが食欲をそそります。カリッとした食感、手軽に味わえるのも魅力です。

中華そば(高山ラーメン)

シンプルだからこそ奥深い、高山ラーメン(中華そば)

醤油味のスープに細く縮れた麺というシンプルな組み合わせが特徴の高山ラーメン(中華そば)。地元民からは「中華そば」とも呼ばれ愛され続けている、まさに飛騨高山の味です。高山市内には高山ラーメン(中華そば)を食べられるお店が多くあり、お店ごとに異なる味わいを楽しむのもおすすめです。

飛騨の地酒

大自然の恵みから生まれる飛騨高山の地酒

高山では、江戸中期から地酒が造られてきました。清らかな水、良質の米、気候などの条件に恵まれた高山の地酒は、その深い味わいで全国の左党をうならせています。市内7軒の造り酒屋はそれぞれの銘柄でこだわりの酒をつくり続けています。


各酒造メーカーへのリンク

舩坂酒造    平田酒造   原田酒造    川尻酒造  

二木酒造    老田酒造   平瀬酒造

飛騨そば

澄んだ水、高冷地の気候から生まれるそば

飛騨高山は、上質なそばの実の名産地でもあります。飛騨の山間部のそば畑でとれたそばの実を石うすでひいて作った「手打ちそば」は格別な味です。山々に囲まれ、美しい水と高冷地の気候、自然の恵みがあるからこそ味わえるそばをお楽しみください。

飛騨の漬物

野菜を美味しく保存する郷土料理

飛騨独特の赤かぶなど、野菜や山菜の野生味を生かした素朴な風味と淡泊な味が特徴。寒さで凍ってしまった漬物を美味しく食べるため、囲炉裏で温めながら食べたことが始まりといわれる「漬物ステーキ」など、昔から愛される郷土料理です。

次に読みたい特集

ページトップへ