高山祭の楽しみ方
晴れ渡る青空、きらびやかな屋台(山車)―――有名な高山祭に行ってみたい!高山ってどこ?泊まるところはあるの?効率のよい回り方ってある?
分からないことだらけのあなたに、高山祭を楽しむヒントをお伝えします
高山祭とは?
日本三大美祭、春の高山祭と秋の高山祭
毎年4月14日、15日に行われる「春の高山祭」、毎年10月9日、10日に行われる「秋の高山祭」。この2つを総称して「高山祭」と呼んでいます。同じことを2回やるのではなく、別々のお祭です。
「春の高山祭」は日枝神社のお祭。「秋の高山祭」は櫻山八幡宮のお祭。豪華な屋台(山車)が見られたり、獅子舞が家々を訪問して舞ったり、長い祭行列が歩いて廻ったり、という見どころがあります。
どちらのお祭りも、神社と氏子の協力で行われ、地域の人が長年大切にしている行事です。
どうやって行くの?
高速道路や特急でアクセスOK!
高山市は日本の真ん中、岐阜県の北部にあります。お車なら高速道路、JRなら特急、その他にも高速バスでもアクセスOK。
車ならなるべく朝早くに出発し、高山には朝の8時くらいまでに到着すると良いでしょう。この時間ならまだ道は混んでいません。以降は終日道路が混み合うことになります。遅くとも、10時ころまでには到着したいものです。
JRの場合、きっぷの発売日は1か月前の同日朝10時発売です(10月9日のきっぷなら9月9日に発売)。臨時列車も出ますが、到着が早い便から指定席が埋まっていきます。都会のように何両も列車が連なっているわけではなく、自由席も数が限られています。なるべく指定席を確保しましょう。
高速バスも1か月前から予約開始です。こちらはJRより席数が少ないです。web予約や電話で席を確保しましょう。
どこに泊るの?
ご予約はお早めに!
いつ予約したらいい?
高山祭は4月14日~15日、10月9日~10日に行われます。毎年同じ日なので、前もって予約する人がほとんどです。市内には多くの宿泊施設がありますが、早い人は1年前から予約をしています。人数に応じてホテルや旅館を選び、予約をしましょう。泊まりたい施設へ電話をし、いつから予約ができるか聞くのが一番確実です。そして、予約解禁日と同時に予約します。
キャンセル料はいつから?
1年前に予約したはいいものの、そんなに早くでは予定が変わることがありますよね。いつからキャンセル料がかかるのか、キャンセル料はいくらなのか、予約の際に必ず確認しておきましょう。予約をした時は行く気満々でも、思いがけない予定の変更はあるものです。
近くは人気
祭区域に近いところは交通規制と重なります。車で進入できなくなるので、チェックインの時間に気を付ける必要があります。
人気はJR高山駅周辺ですが、すぐ満室になることも。なるべく客室数が多い施設の方が予約できる確率が高まります。また、駅から遠くても施設によってはシャトルバスが出ていることがあります。そのようなホテルも候補に入れると良いでしょう。
高山市内にはたくさんの宿泊施設があります。あらかじめ自分の条件に合う宿をいくつか選んでおきましょう。
遠くなら予約しやすい
出遅れた…どこも予約がいっぱい…という場合は、遠方に宿をとりましょう。平湯温泉、下呂温泉なら1時間ほどの距離で、宿泊施設が多くあります。ただしその場合、夕食は食べられません。なぜなら祭初日は夜9時ころまで行われるためです。あらかじめ「この日は高山祭を見に行く」ことを宿泊施設に告げ、帰りが遅くなる旨を連絡しておきましょう。移動手段も調べておく必要があります。
最後まで粘る
頑張ったけどどこも予約できなかった…でも休みもとったし、高山祭にどうしても行きたい!そんなあなた、ギリギリまで粘りましょう。祭の1週間前~当日はキャンセルが出ていることもあります。webだけでなく、宿に電話して確認してみると空いていることがあります。客室数の多いホテルの方が空いている可能性が高まります。とは言え、限られた部屋のため、単価が高かったり、1部屋がいいのに2部屋になってしまったり、希望通りにはいかないことも。そして、空いている部屋もすぐに埋まっていきます。素早く決断することが必要です。一方で、決断したらもうキャンセルはできません(即、キャンセル料がかかります)。素早く、しかし慎重に判断しましょう。
妥協も必要
立地も良く、建物もきれいでサービス抜群、お値打ちで温泉もついている、お料理も最高!…そんな理想的な宿に泊まれるといいですよね。しかし、現実は厳しいです。高山祭の時期、宿泊予約は苛烈な争奪戦。条件にこだわりすぎるとどんどん部屋は埋まり、予約できなくなってしまいます。どこまで妥協できるか、あらかじめ同行者と相談しておくと良いでしょう。
夕食はどうする?
宿が混む、当然飲食店も混みます。空腹を抱え、長い行列の後ろに並んでじりじりと順番を待つ…なんてことになりかねません。では旅館で夕食を取るのがベストでしょうか。高山祭の初日は夜9時ころまで行われます。夕食を食べ終わってのんびり出かけたらあまり見れなかった…なんてこともあるかも?
旅館に相談し、早めに夕食を取る。あるいはお弁当を買い、ホテルのお部屋でいただく。この辺りが現実的でしょうか。ただし、コンビニのお弁当も売り切れ注意です。
車はどうするの?
匠ヶ丘臨時駐車場へ!
匠ヶ丘臨時駐車場
祭区域は交通規制があり、車での進入ができません。そのため、車を駐車場に停め、徒歩で祭見物に向かうことになります。市内には多くの駐車場がありますが、確実に停められるのは匠ヶ丘臨時駐車場。祭区域から離れているためシャトルバスでの移動は必要となりますが、渋滞する市内をノロノロと進む必要もなく、空いている駐車場を探してさまよう必要もありません。しかも駐車料金もシャトルバス料金も無料です!(1泊はできません)
高山駅西駐車場
130台利用可能で、市内では比較的規模が大きい駐車場です。また、混雑する町中を避けて停められるため、移動がスムーズです。市営駐車場のため、料金もリーズナブル。(1泊料金はありません)
その他の駐車場
交通規制区域外の駐車場を利用します。市中心部へ進むほど、道路が混雑し、駐車場の規模も小さくなり停められる台数が少なくなります。
市営駐車場がすべて満車の場合、追加で臨時駐車場2か所(旧高山警察署跡、旧法務局跡)が開設されますが、近年は満車とならず開設されないことが多いです。
関連資料
シャトルバスについて
【運行時間】
・祭初日:9時~21時/2日目:9時~16時
・運行間隔:約20~30分間隔で運行(道路状況による)
・乗車時間:約20~30分(道路状況や乗車場所による)
【運行ルート】
・匠ヶ丘臨時駐車場~バス専用臨時駐車場(眞光)~高山市民文化会館
※高山市民文化会館から祭区域までは徒歩で40分ほどです。
どこで見られるの?
「秋の高山祭」の場合
「秋の高山祭」は櫻山八幡宮の催事です。櫻山八幡宮を中心に祭行事が催行されます。
櫻山八幡宮の境内
からくり奉納が日に2回行われます。
櫻山八幡宮の参道
普段はしまってある屋台(山車)が並んで留め置かれ、見物できます。
氏子区域
獅子舞が先導する祭行列が各日通ります。屋台4台が祭初日午後に通ります。(経路は毎年変更されます)
屋台蔵
普段屋台をしまっている場所です。雨の場合、屋台蔵にしまわれた屋台を扉を開けて公開することがあります。(雨風が強い場合は公開しません)
高山祭屋台会館
雨の場合は4台の屋台をここで見学できます。(見学は有料です)
櫻山八幡宮参道~大新町~下二・三之町~安川通~下一之町
宵祭が開催されます。提灯を灯した屋台が行列になって曳きまわされます。(経路は毎年変更されます)
※情報は2026年9月19日ころ更新されます。
動く屋台が見たい
よく聞かれるのが「何時にどこで屋台が来るのが見れますか?」という質問。これ、なかなか正確な答えが出せません。屋台の曳きまわしや宵祭はスタートと終わりの時間、場所のみが決まっています。だいたいそこから憶測して通路沿いに待つことになります。とは言え、屋台は列になってゆっくり進みます。また、たびたび列は止まります。見逃す心配はありません。スタートと終わりの場所はかなり混み合います。むしろ、通路沿いに見る方が空いており、目の前を屋台が通るダイナミック感を味わえます。宵祭は暗いので、足元やお互いにぶつかったりしないよう気を付けてご観覧ください。
どこで食べるの?
混む前に休憩を
食べる場所
市内には多くの飲食店がありますが、祭当日はかなり混み合います。あらかじめ予約できないことも多いです。まず、混む時間を外すこと。早めの11時ころ、あるいは遅めの2時ころを狙ってみる。また、祭区域から近いほど混みます。場所にこだわらず、少し足を伸ばした場所にある食事処の方があまり待たないですみます。旅行前に候補のお店をたくさん調べておきましょう。思い切って車を走らせ、郊外のお店へ行くのもあり。午後からはだんだん駐車場も空いてきます。
また、祭にはつきものの出店をのぞくのも楽しいものです。お腹いっぱいになるメニューは少ないですが、ちょこちょこ小腹を満たしつつ、祭見物を楽しむ…そうこうする内にお店も空いてきます。
お弁当を買える場所
飲食店ではなくお弁当を買い、ホテルのお部屋でいただくのもいいでしょう。衛生面を考え、買ったら持ち歩かず、早めに食べるのが肝心。あらかじめホテルに近いコンビニエンスストアやスーパーマーケット、お惣菜店をチェックしておくといいかもしれませんね。そのまま少し休んで体力を補充するのもいいアイデアです。
並ばないコツ
- 混み合う時間帯を避ける。
- 少人数に分かれる。
- 車で少し離れた場所へ行く。
- ホテルのお部屋でお弁当を食べる。
祭のお楽しみ「出店」
桜山八幡宮参道付近には出店も多く出ています。祭の雰囲気を味わいながら出店をのぞいてまわるのも楽しいものです。ただし通路が細く横道がないため、混雑すると抜け出すのが容易ではありません。特に宵祭の時間はかなり混み合い、暗いため小さなお子さん連れは注意が必要です。出店はお昼間に出かける方がゆっくり楽しめるでしょう。
モデルコース
1泊2日の場合
ご紹介した高山祭の楽しみ方を網羅した、1泊2日のモデルコースを作ってみました。ご自分の旅のスタイルに合わせ、内容を入れ替えたり追加したり、手を加えてみてください。
それぞれの行事が行われる時刻は例年の予定を参考にしており、正確でない場合があります。最新の情報をチェックしてください。また、祭の期間中は町が大変混み合うため、移動時間はかなり長めにとってあります。
- 秋の高山祭 1泊2日のモデルコース
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- 詳細を見る
雨が降ったら
過去には、10月10日は国民の祝日「体育の日」でした。「秋の高山祭」の日程は晴れる確率が高いです。とは言えお天気は当てにならないもの。祭の見どころである屋台は水濡れ厳禁。雲行きが怪しければすぐに屋台蔵へしまいます。雨の日の注意点をお伝えします。
- 雨が降っても祭の日は変わりません。順延することはありません。
- 屋台は水濡れ厳禁。参道に出さず、屋台蔵にしまいます。
- 屋台蔵の扉を開け、屋台を公開しています。
- 高山祭屋台会館で、4台の屋台を公開しています。(入館料がかかります)
- 櫻山八幡宮境内にある櫻山日光館のひさしの下で、からくり奉納を行います。
- 少雨の場合、祭区域内を祭行列が練り歩きます。
- 櫻山八幡宮境内の絵馬殿で、獅子舞の披露を行います。
- 宵祭は中止になります。
おおむねこのように変更になるものの、雨風が強さを増せばそれぞれの行事は中止になります。
祭は生き物
数々の見どころがある高山祭。楽しみな祭行事を漏らさず見るために調べるものの、計画通り完璧な祭見物とはなかなかいきません。広い範囲で同時多発的に行事が行われるので、必死で移動しても人混みでたどりつけない。雨で行事が中止というのもよくある話。
なるべく日帰りでなくお泊りの方が、今日見れなかったものは明日見るか、と余裕を持てる。今年が無理ならまた来年、と気持ちを切り替えれば先の楽しみも増えます。祭は生き物。ライブならではのハプニングも楽しんで。
注意事項
- 屋台には絶対に手を触れないようお願いします。
- 当日の天候により開催行事が中止となることがあります。その場合、日程の順延はありません。
- 交通規制区域(祭区域)では係員、誘導員の指示に従ってください。
- 条例により市全域で「ごみのポイ捨て」、古い町並周辺での「路上喫煙」は禁止されています。
- ごみの持ち帰りにご協力ください。
- 側溝には「ふた」がない所があります。落ちないようご注意ください。
- 高山祭の開催場所では無人航空機(ドローンなど)による飛行は禁止です。絶対に行わないようお願いします。
お問合せ
高山市観光課 0577-32-3333









