第9回飛騨高山フォトコンテスト 結果発表
応募テーマ「私の好きな飛騨高山」
総評
フォトアドバイザー:矢野謙治
飛騨高山フォトコンテストも第9回を迎えました。今回は、応募点数を、お一人3点までとさせていただきました。ほとんどの方が3点応募され、当然のことながら前回より応募総点数が大幅に増えました。傑作、力作が増えたとも言えます。美しい自然、名所旧跡、そして祭りや行事など飛騨高山の魅力を再発見させてくれるような新鮮な感覚を備えた上位入賞作品を選出させていただきました。新鮮さに加え、写真的技量の高さ、カテゴリーのバランス等も加味しての選出です。又、惜しくも入賞を逃した作品の中には、上位入賞作品とは遜色ない出来栄えの作品が多くあったことを記しておきます。写真のタイトルについて一言、タイトルで画面と言うか「絵」の説明をしてはいけません。何を狙ったのか、何に感動したのか、その「何」をタイトルにすべきです。来年は節目の第10回記念となります。主催者サイドでも記念回に見合う企画を考えているようです。皆様の傑作・力作が数多く応募されて来ることを期待しております。
飛騨高山グランプリ(1点)
「まるっと高山市」福谷昌己さん(岐阜県)
穂高連峰をバックに、高山市を捉えております。カメラポジション・アングルが絶妙で、スケール感のある素晴らしい作品に仕上がっております。風景写真にもシャッターチャンスがあります。前景に錦秋の森、バックの山頂は薄っすらと雪景色、美しいコントラスも魅力的です。シャープな画像と相まって、文句なしのグランプリです。
高山市長賞(1点)
「まちなみ」荒井あこさん(岐阜県)
冬の高山の町の光景。フォトジェニックな伝統ある老舗を狙った着眼点に高い評価を上げたいと思います。老舗の醸し出す雰囲気は、高山に相応しい歴史と情緒・風情を感じさせます。バランスのとれた落ち着きのある画面構成で、いつまでも見飽きない良さもあります。作者が未成年者と知って、ベテランらしい巧さが光ると書けなくなりました。
高山商工会議所会頭賞(1点)
「三年ぶりの御旅山」武藤好美さん(岐阜県)
コロナ禍も下火となり3年ぶりの祭。春の季節感に満ちた山道を練り歩く神輿も一安心と言ったところでしょうか。この爽やかな好印象が、この作品を支えております。同時に、この難しい四切りサイズ縦位置構成での画面構成力は、高い写真的技量を伺いさせるものがあります。隙の無いと言うか無駄の無い、計算され尽くした作品に仕上がっております。
高山市観光連絡協議会会長賞(1点)
「雪の稜線と新穂高の街明かり」込山裕也さん(長野県)
普段、なかなか見られない視点での作品です。大変苦労して撮影されたのでしょうか。それとも山岳写真は慣れたものなのでしょうか。いずれにしても絶景が、強烈なインパクトを持って展開されております。遠景の空の色合いは言葉では言い表せない美しさです。タイトルだけは説明調でいただけません。
優秀賞(5点)
「色彩の参道」 田中洪大さん(岐阜県)
「滝に彩り」 佐合富春さん(岐阜県)
「”こどもの日” 菖蒲飾り」 瀬之上あすみさん(岐阜県)
「飛騨の里の大しめ縄作り」 間所治さん(岐阜県)
「夜空のダイヤモンド」 安田幸弘さん(埼玉県)









