日下部民藝館(日本遺産構成文化財)
趣きある町家建築
日下部家住宅は、日本遺産「飛騨匠の技・こころ - 木とともに、今に引き継ぐ1300年 -」を構成する文化財のひとつです。
天領時代、日下部家は幕府の御用商人として栄え、役所の御用金を用立てる掛屋や両替屋を営んでいました。
当時の邸宅は明治8年の大火で焼失しましたが、明治12年、大工・川尻治助の手によって再建されました。江戸時代の建築様式を忠実に受け継ぎつつ、飛騨の匠の技を随所に生かした見事な住宅です。 川尻治助は、飛騨大工の名門・谷口家の谷口延恭に師事した名工で、彫刻の名手としても知られています。社寺建築に用いられていた手法を民家に取り入れるなど、高山の近代民家建築の先駆けとなりました。
雪国らしい低く深い重厚な軒、見上げるほど高い吹き抜けに約13メートルの赤松の一本梁、そしてどっしりとした構えの中に映える美しい出格子。同じく国の重要文化財である吉島家住宅と比較して、「男性的」とも評される力強さを備えています。
当時300両(現在の1億円の価値といわれる) を投じた仏壇や、代々の花嫁が受け継いだ紺の花嫁衣裳など、暮らしを大切にしてきた人々の記憶が、今もなお静かに息づいています。
「今」を離れ、古き良き日本の記憶に触れるひととき。
時がゆるやかに巻き戻るような感覚に包まれる場所です。
基本情報
- 所在地
- 岐阜県高山市大新町1-52
- 電話番号
- 0577-32-0072
- 営業時間
- 10:00~16:00
- 休業日
- 火曜日(祝日の場合は翌日休業)
2026/1/4~1/9 臨時休業 - 料金
- 大人1,000円、高校生・大学生500円、小中学生300円
- アクセス
- JR高山駅から徒歩17分
- 駐車場(普通車)
- なし
- WEBサイト
- http://www.kusakabe-mingeikan.com/日本遺産ポータルサイト

























