吉島家住宅(日本遺産構成文化財)

水間一門の流れを汲む

四代目水間相模に師事した西田伊三郎によって、明治40(1907)年に建てられた町家建築です。土間の吹抜けの梁は、木の美しさが際立つように高い技術によって加工され、大黒柱を中心に、束と梁の整然とした構成が目を引きます。高窓からの光線を巧みに取り入れて、屋内の柱や鏡戸の木目を引き立たせています。伝統に基づいており、全体的に簡素な美しさが持ち味です。日下部家が男性的な建物であるのに対し、吉島家は建物の隅々まで神経の行き届いた繊細さと、女性的な美しさがある建物といわれます。高山における町家建築では特に優れたものとされ、国の重要文化財に指定されています。また、国府地域にある清峯寺観音堂も西田伊三郎の作です。

基本情報

所在地
岐阜県高山市大新町1-51
電話番号
0577-32-0038
営業時間
9:30~15:30
休業日
(夏季)月・火曜日
(冬季)月・火・水・木曜日
※変更することもありますので、事前にお問い合わせください
料金
大人500円、小中学生300円
アクセス
JR高山駅より徒歩17分
駐車場(大型バス)
なし
駐車場(普通車)
なし
WEBサイト
文化庁_日本遺産 ポータルサイトスポット_吉島家住宅

MAP

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