【8月13日~15日限定】飛騨高山から郡上おどり・白鳥おどりの徹夜おどりに参加する!朝まで楽しむ日帰りモデルコース
郡上おどりが最高潮に熱くなる!岐阜の夏を盛り上げる2つの盆踊りに参加しよう
徳島の阿波踊り、秋田の西馬音内盆踊りと合わせて日本三大盆踊りの1つ、郡上おどり。中心となる場所は郡上八幡、飛騨高山よりお車で2時間ほどの場所です。主に10曲の軽快な民謡が演奏され、下駄を鳴らしながら老いも若きも加わって踊る風景はまさに夏の風物詩。また、お隣の郡上市白鳥町でも約400年の歴史がある白鳥おどりがあり、両町とも7月から9月まで町内のあちこちで盆踊りが開かれます。盂蘭盆会には夜を徹して踊る「徹夜おどり」が開かれ熱気は最高潮に!
このモデルコースでは、飛騨高山を出発し、8月13日~15日に行われる郡上八幡と白鳥の2か所で行われる徹夜おどりに参加します。徹夜踊りにフォーカスしたシンプルなコースで、見学、グルメ、買い物情報は載せていません。観光に興味のある方はこちらのモデルコースをご参考ください。飛騨高山から水とおどりの城下町 郡上八幡へ 長良川鉄道に乗って郡上八幡の町を徒歩で楽しむ日帰りモデルコース
- 所要時間
- 1日
- 交通手段
- 車・鉄道・シャトルバス

高山IC
高山ICより白鳥ICを目指します。東海北陸自動車道で約1時間、出発の目安は14時~15時。お昼ご飯を食べ、準備を整えたら出かけましょう。大きな荷物はホテルに置いていきます。両手が空くバッグに、スマホや財布、手ぬぐい、扇子など持ち物はシンプルに。コインロッカーは数が少ないため、使わないことを前提にした方が良いです。下駄を履けば雰囲気抜群ですが、履きなれていない場合は無理せず、サンダルやスニーカーで。また、宿泊先に夜間外出する旨を伝えておきましょう。
白鳥IC
白鳥ICから白鳥の町中を目指します。通常は20分程度で到着しますが、交通規制もあり、混雑しているので時間に余裕を持って行動しましょう。
白鳥ふれあい創造館駐車場
8月13日~15日の徹夜おどりの期間、白鳥町内の3か所の駐車場が無料で利用できます。おおむね満車になることは少ないそう、慌てずに安全運転で目的地へ進みましょう。1番スペースの大きい白鳥ふれあい創造館の他、市庁舎のとなり、駅前に近い大垣共立銀行白鳥支店となりです。
白鳥ふれあい創造館 | 約100台 |
郡上市役所白鳥庁舎となり | 約80台 |
大垣共立銀行白鳥支店となり | 約30台 |
長良川鉄道 美濃白鳥駅
昭和レトロを感じる駅舎が懐かしい雰囲気を残す美濃白鳥駅。出発前にこちらでお手洗いを済ませ、長良川鉄道に乗車しましょう。
美濃白鳥駅 発 | 16:49/18:12/19:36 |
料金 | 710円 |
長良川鉄道 郡上八幡駅
郡上八幡駅に到着しました。趣のあるレトロな駅舎は、2017年に開業当時の姿に復元されたもので、国の登録有形文化財に指定されています。夏祭りの熱気が高まる郡上八幡の町を歩きながら、おどりの会場へ向かいましょう。
郡上八幡駅 着 | 17:25/18:56/20:14 |
郡上おどり 徹夜おどり会場
いよいよ徹夜おどりの会場に到着!郡上おどりは7月12日の発祥祭を皮切りに、9月6日のおどり納めまで続くロングラン。場所も日ごとに変わり、中でもお盆の8月13日から16日までの4日間は夜を徹して踊り明かす「徹夜おどり」。下駄の歯音が通りに響き、遠くからでも熱気が伝わります。「かわさき」「春駒」などを始めとする民謡10曲。見よう見まねで踊り出せばすぐに踊りの輪に溶け込めます。
8月13日(水) | 20時~4時 | 新町~橋本町 |
8月14日(木) | 20時~5時 | 新町~橋本町 |
8月15日(金) | 20時~5時 | 橋本町~新町 |
夜店を楽しむ
夢中になって踊っているとお腹もぺこぺこ。夏祭りの楽しみの1つ、出店ものぞいていきましょう。屋台は2か所で出店があります。踊り会場近辺の商店街でも夜間の営業、飲食物の販売を行っています。踊っていると汗もたくさんかくので、熱中症に注意。こまめに水分を取り、屋台フードはちょっと塩辛いものをチョイス。食べたあとのごみは持ち帰り、町の美化につとめましょう。
郡上八幡旧庁舎記念館前 | 『屋台村』28店 | 18:30~ |
今町~栄町(新町通り十六銀行付近) | 『夜マルシェ』10店(キッチンカー) | 19:30ころ~ |
レンタルゆかた・着付け・着崩れのお直し
せっかくの郡上おどり、浴衣で参加したい!大丈夫、レンタルゆかた店や持ち込みで着付けをしてもらえるお店がいくつもあります。
- 浴衣を持っていません→レンタルゆかたのお店へ
- 自分の浴衣を着たい→着付けのみお願いする
- 自分で着ます→更衣室へ
- 着崩れてしまった→着崩れのお直しをお願いする
各お店で営業時間が異なり、着替えたあとの荷物の預かりOK/NGや、事前の持ち物など条件が異なります。前もって予約をし、時間に余裕を持ってお店へ出かけましょう。
下駄を買う
浴衣はちょっとハードルが高い…という方は足元だけ装うという手もあります。そう、下駄。郡上八幡には昔ながらの商店街に履物屋さんがあり、下駄を商っています。その場で選んだ鼻緒をすげてもらえばオリジナルのマイ下駄のできあがり。カラコロと軽快に鳴る音を聞けば祭ムードも高まります。
踊り方講習会
見よう見まねで踊るのも楽しいのですが、せっかくなら踊り方を知っておきたい。そんな人のために踊りの講習会が週末に開催されています。お盆の期間は全日開催!予約は不要、参加料1,100円です。人気曲の「かわさき」「春駒」を始めとする6曲、日替わりでその他の曲も踊り方を習うことができます。1日に3部の講習があり、それぞれに習う曲が違います。3部すべて参加した方には郡上おどり手ぬぐいをプレゼント!
開催日 | 7月19日(土)~9月6日(土)の土日及び 8月11日(月)~8月15日(金) |
時間 | 第1部 14:30~15:20 第2部 15:30~16:20 第3部 16:30~17:20 |
料金 | 1,100円 |
場所 | 郡上八幡旧市庁舎記念館 |
- 住所
- 岐阜県郡上市八幡町島谷520-1
- 電話番号
- 0575-67-1819
- 営業時間
- 8:30~17:00
- 休業日
- 12月29日~1月3日
城下町プラザ
熱気冷めやらぬ郡上八幡を後にし、白鳥へ向かいましょう。城下町プラザからシャトルバスが発車します。3便だけなので、乗り遅れないように気を付けましょう。乗車時間は約30分です。
城下町プラザ発 | 22:00/01:00/04:30 |
郡上市白鳥振興事務所
シャトルバスに30分揺られ、白鳥に到着しました。ここから徹夜おどり会場まで徒歩5~10分ほどです。暗い中混み合っているので、ぶつからないよう気を付けて向かいましょう。
郡上市白鳥振興事務所着 | 22:30/01:30/05:00 |
白鳥おどり 徹夜おどり会場
白鳥おどりは400年ほどの歴史があり、主にお盆の時期に神社の境内で踊られていた「拝殿踊り」を中心に発達しました。神社の拝殿中央に切子灯籠が吊り下げられ、板敷きの拝殿の床で下駄の音を鳴り響かせながら輪をつくり踊る素朴な祭です。今は、白鳥神社・野添貴船神社・前谷白山神社などに残るのみとなっています。「場所踊り」「ドッコイサ」「猫の子」など、主には8曲の民謡が流れますが、曲調が早くアップテンポなのが特徴。駆けるようにして踊る踊りは郡上おどりとはまた違う面白さがあります。拝殿おどりは8月16日、17日、20日に行われます。
8月13日(水) | 20時~4時 | 新栄町 |
8月14日(木) | 20時~4時 | 駅前通り |
8月15日(金) | 20時~4時 | 橋本町 |
美人の湯 しろとり かりほの湯
朝まで踊り疲れてクタクタ、汗を流してさっぱりしたい!という方へ朗報です。白鳥ICのすぐ近く「美人の湯 しろとり かりほの湯」は徹夜おどり期間の8月14日、15日、16日はなんと朝5時から営業。広々とした大浴場に天然岩を使った露天風呂、 陶器風呂や檜樽風呂にフィンランドサウナなど、充実の温泉施設。とろりとしたなめらかな湯が踊り疲れた体を癒し、美肌を約束してくれます。
- 住所
- 岐阜県郡上市白鳥町那留焼原32
- 電話番号
- 0575-83-0126
- 営業時間
- 10:00~21:30
8月14日、15日、16日は朝5:00から営業 - 休業日
- 月曜日
月曜日が祝日の場合は営業(翌営業日が休日)
白鳥IC
すっかり明るくなった空のもと、飛騨高山へ向かいます。徹夜明けの疲れもあり、運転は慎重に。
高山IC
無事高山へ到着し、宿泊先へ戻ってきました。郡上八幡と白鳥をハシゴして徹夜おどりを楽しむ旅、いかがでしたか?熱気と興奮がうずまく徹夜おどりに身を浸し、日本に伝わる民俗や風習の良さを改めて体感する一夜だったかと思います。全国の踊り好きによく知られた郡上おどり、時には雨に濡れながら踊る日もあり、そんな踊り手は親しみをこめて「踊り助平」と呼ばれています。7月から9月まで、日本一のロングランの盆踊りである郡上おどり。制覇したい方には「おどり助平カード 郡上おどり2025」が販売中!10回以上参加すると認定証と記念品が進呈されます。踊りの幕が降りるまではまだまだ、今夏もう一度、郡上おどりへ参加されてはいかがですか?その際にはぜひ飛騨高山へもお越しくださいね。