【紅葉2025】飛騨高山 観光と紅葉を楽しむ!徒歩で行けるおすすめ紅葉スポット8選
飛騨高山の秋。朝晩の気温がぐっと冷え込み、昼間との気温差が大きくなります。豊かな自然が映し出す四季の移ろいを感じられる、飛騨高山の紅葉スポットをご紹介します。

2025紅葉情報
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高山陣屋
時代を経た高山陣屋とその中庭に悠久の時を感じる
紅葉の見ごろ:10月下旬~11月上旬
飛騨高山に残る高山陣屋は、江戸時代に飛騨国を治めた幕府の役所であり、現存する唯一の郡代・代官所として非常に貴重な史跡です。建物内部を見学することができ、江戸時代の政が行われた場所を間近にすることができます。建物内は広く、観光地の喧騒とは無縁の静けさ。往時の人々の暮らしに思いを馳せながら、紅葉に染まる中庭を眺めてみては。
中橋
川の水音に秋の夜長を感じる
東山遊歩道
紅葉を愛でつつ名刹を巡る
紅葉の見ごろ:10月中旬~11月上旬
中橋より徒歩10分ほどの場所にある「東山遊歩道」。界隈には15軒ほどの寺社仏閣が点在しており、名刹を訪ねゆったりと散策できるスポットとなっています。モミジや萩など秋を感じる草木が多く植わっており、特に天照寺はモミジが多く時期になると寺内が真っ赤に染められます。1周すると約5km、2時間ほどのコースですが、時間や体力に合わせて調整することで無理なく散策を楽しむことができます。
また、古い町並から東山遊歩道へ行く途中には川上別邸史跡公園もあり、こちらの庭園もたいそう見事です。川上別邸史跡公園は飛騨国2代城主 金森可重の五男重勝から始まる金森左京家の屋敷跡で、のちに町年寄 川上家の別邸となりました。商人の町である古い町並を離れ、武家の町であった空町(そらまち)、寺院の並ぶ東山遊歩道へ歩みを進めると飛騨の長い歴史を感じることができます。
城山公園
飛騨の祖 金森家6代が城を構えた場所
紅葉の見ごろ:10月中旬~11月上旬
東山遊歩道をゆっくりたどるとやがて城山へと道が繋がります。ここは飛騨国初代城主 金森長近公が築城し、6代に渡って飛騨を治めた場所。金森家が移封となった後に城は破却され、現在は石垣が残るのみですが、城山周辺をぐるりとめぐることができるよう遊歩道が整備されており、市民の憩いの場となっています。自然の山林なので、山全体が真っ赤に…という紅葉ではありませんが、赤黄茶色に木々が織りなす自然の芸術に心安らぐことは間違いありません。
城山の中心的な場所、二の丸公園には子供向けの遊具や茶店があるので、腰かけて足を休めることも可能です。
日枝神社(ひえじんじゃ)
美しく染まったイチョウとモミジが訪れる人を出迎える
江名子川遊歩道
川沿いの小道をたどりながら風情ある町並と紅葉を楽しむ
紅葉の見ごろ:10月下旬~11月上旬
かつては城を囲む堀の役目をした江名子川。曲がりくねりながら進む川には人しか通れない木造の小橋がかかり、昔ながらの町並みになじむ光景です。東山遊歩道に並行した道を川下に歩いてゆくと、旧日下部家の白い土蔵が川沿いに建ち、木々の紅葉とあいまって風情ある景色が生まれます。春は川に枝を延ばす桜が見事で、秋にはこれらの樹々が紅く染まり訪れる人の目を楽しませます。
醫王山 飛騨国分寺(いおうざん ひだこくぶんじ)
樹齢1200年を超える大木
紅葉の見ごろ:11月下旬~12月上旬
高山駅より徒歩5分ほどの場所に位置する、醫王山 飛騨国分寺。本堂と鐘楼門の間にそびえるように生えている樹齢1200年を超える大イチョウが有名です。高さが約27mにもなる雄株で枝葉が密生しており、今なお樹勢は盛ん。
この大イチョウには悲しい伝説が残されています。国分寺塔跡に七重塔が建てられた時のこと、大工の棟梁が柱の寸法を間違えてしまい、頭を抱えておりました。棟梁の娘は柱の上に枡組を置いて補うよう父に伝え、自らはその秘密を守るために命を絶ったのです。そこに墓標として植えられたのが国分寺の大イチョウだといわれています。娘の魂を慰めるかのようにイチョウは枝葉を広げ、今なお見事に色づきます。
高山市民の間では、この大イチョウの葉が落葉すると飛騨には初雪が降るとも言い伝えられており、冬の訪れを感じる手がかりとしています。
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飛騨の里
合掌造りを彩る木々の紅葉
紅葉の見ごろ:10月中旬~11月上旬
合掌造りなど、飛騨の代表的な民家が立ち並び、昔の農山村風景を形づくる野外博物館「飛騨の里」。茅葺の民家をモミジが彩り、ゆっくりと回る水車の音と風に揺れる稲穂を見ると、里に秋が訪れたことを感じます。ノスタルジックな昼間の雰囲気も抜群ですが、夜間のライトアップもたいそう美しく、写真好きな方にはよく知られた撮影スポットとなっています。
高山駅前のバスターミナルから飛騨の里行きのバスが出ており、飛騨の里前で下車します。ただしライトアップの時間にはバスは運行していないため、タクシーを利用されるのが良いでしょう。近隣には飛騨の郷土玩具「さるぼぼ」を手作りできる「思い出体験館」や、世界中から集められたアール・ヌーヴォー、アール・デコの名品を見られる「飛驒高山美術館」があり、充実した時間を過ごすことができます。
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